株式会社アド長崎新聞様発行「とっとって 2017年9月17日号」より。

1.この仕事についたきっかけは?

興味を持ったきっかけは就職活動の時。シャイで人と話すのが得意ではなかったのですが、とある面接官に「営業はしゃべることより聞くことが大切」と言われ、営業職や商社で働きたいと思うようになりました。長崎が大好きなので、長崎で歴史のある橋本商会の就職試験を受け入社。新人研修で基本的なビジネスマナーの習得や営業の実地研修のほか、グループ会社の流通を担う会社や、ものづくりをする工場などで、世の中に物が送り出されるまでの流れを知りました。その経験は今でも役に立っており、商社の役割についても改めて考えることができました。

2.仕事の内容は?

取り引きがある会社に営業に行って製品の提案をします。価格の交渉や、製品を届ける日程調整、現場に入って設置完了まで見届けます。普通の営業職と大きく違うところは、国内外のさまざまなメーカーの製品を取り扱っていること。注文があってから製品を提案することもあれば、代理店としてメーカーが力を入れている製品を紹介したり、何度も話をする中で顧客のニーズをくみ取って製品を提案したり、顧客とメーカーをつなぐ橋渡しの役割をします。

3.心がけていることはありますか?

直接足を運び、顔を合わせて対応することを大事にしています。会って話をすることで気持ちが伝わったり、新しい情報をもらえたり、解決することがあるからです。例えば、「製品が動かない」という連絡(れんらく)があったら、物を運んだ時に壊(こわ)れたのか、元の製品が壊れているのか、現場での操作方法の再確認が必要かなど、原因を見極めます。解決に向けてどの会社に問い合わせて、どういった動きをするか、適切でスムーズな対応力が腕の見せ所。顧客とメーカーの間に立って、それぞれの相手の気持ちを考えながら対応できるように心がけています。

ある1日のスケジュール


◎ヒツジュ品は?

会社の外にいることが多いので携帯電話は大切で、いつでも対応できるようにしています。スケジュール帳や筆記用具も持ち歩いていて、メモや予定など全てこの1冊にまとめています。

◎どんな人が向いていますか?

商社マンといっても、いろいろな人がいますが、あいさつができるなど基本的なマナーが守れる、謙虚(けんきょ)で正直な人。私自身も、社訓の「より高く向上心を持って。正直は最善の策」を胸に頑張(がんば)っています。

◎やりがいは?

言葉1つで感じ方や伝わり方が大きく変わることも。難しい場面は多くありますが、それを乗り越(こ)えて顧客やメーカーとの信頼(しんらい)関係を築けたり、自分たちが納入した製品が工場や船、電力会社などでしっかり動いたりしているのを見ると、うれしさを感じます。